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二学期始業式 校長挨拶
カンボジア視察旅行


 みなさんおはようございます。
今日は後期の始業式です。間の休みも短いので、あまり意識しないと思いますが、一つの節目とし、後期も一人一人が自覚をもって活動してほしいと思っています。
 また、今日は生徒会認証式です。生徒会本部役員と委員会は、2年生中心になります。今まで、先輩が築き上げた伝統を踏襲しつつ、自分たちのカラーを出してください。

 今年の夏に、社会科の先生たちの視察旅行に誘われて、カンボジアに旅行に行ってきました。
カンボジアというと皆さんは、何をイメージするでしょうか。
カンボジアは、人口1500万人。1993年に、今のカンボジアになったそうですから、まだ新しい国です。
カンボジアは、世界遺産、アンコールワットに代表されるように、古くから歴史と文化が発展してきた国ですが、タイやベトナムなど近隣諸国から侵攻されたり、フランス植民地時代を経て、1950年代に独立を果たしますが、その後、暗黒時代を迎えます。
 当時の、指導者ポル・ポト政権時代、教師、医者、公務員、資本家、芸術家などが、思想改造という目的で、大虐殺され、良識ある国民の大多数が犠牲になります。当時の資料が残っていないので、正確にはわからないのですが、何百万人もの人々が殺されたと言われております。内戦ですから、同じ国民同士が、争い、皆さんも聞いたことがあると思いますが、その時に仕掛けられた地雷が600万現在も残っているとも言われ、いまだに、地雷による犠牲者がいるということです。街中を歩いていても、お年を召された方は、あまり見かけなかったのですが、当時の40台前後の多くの方々が犠牲になったからだと言われています。当時の様子は、キリング・フィールドという映画でも描かれています。
二泊四日という弾丸ツアーの中で、今お話しした、当時犠牲になった方々の慰霊碑や地雷撤去の様子なども見てきましたが、その中で印象的だったのが、水上生活者の様子を見学したことです。トレンサップと言う琵琶湖の4倍ほどの湖で生活している100万人とも言われる人々の実際の家や学校等を見てきました。1000年の歴史があるということですが、狭い家の中で、自家発電の電気が通っている家も少なく、トイレは当然、湖に流しています。小学校も見学しましたが、子供たちは、そんな中でも生き生きと生活していました。目が輝いていました。もう一つ、感じたのは、高い建物が一切ないということ、ただし、その中で、森や畑の中に高い塔が突然現れます。何かと尋ねると、携帯の基地局だというのです。お土産屋さんでも街中でも、ほとんどの人たちが、スマートフォンを操作していました。文明の波が急速に押し寄せていることを感じました。さて、カンボジア復興の際、日本人は、道路を作ったり、地雷撤去に協力したりと様々な面で活躍しています。これから発展していくアジアの国々に皆さんは、何ができるのか・・を考えていけたらと思っています。


| 09:34 | 学校からのお知らせ |
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