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校長講話 「ワン・フォー・オール」の心
 今年の3月は、新型コロナウイルスの対応で、生徒の皆さんの心の中にも様々な思いがあったと思います。そうした中で、先日の卒業式では、練習も十分できない中、在校生として、次の田端中学校を背負う意味も含め、ありがとうございました。
また、オリンピック・パラリンピック延期も含め予測困難な状況も続いていますが、自分をしっかりもっての対応をお願いします。
 さて、今日は、放送でのお話ですが、しっかりと聞いてもらいたいと思います。
 ラグビー日本代表の活躍も記憶に新しいところですが、ラグビーの精神を表すものとして有名になった言葉として、「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」という言葉があります。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と訳されることが多いのですが、この言葉は、ラグビーのチーム精神を指す言葉だけではなく、様々な場面で使われています。この言葉の語源は、もともとはラグビーではなく、フランスの作家アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」の中で、ダルタニアンと三銃士との誓いの言葉として登場しています。そして、本来は、「一人はみんなのために、みんなは一つの大きな目標のために」という意味で使われています。
 ラグビーでは、メンバーがそれぞれに役割があり、チームのためにひたすら耐えながらスクラムを組む人もいれば、パスを回して華麗なステップを踏んで走り抜け、トライを決める人もいます。けれども、チームとしては、トライをしたことだけが称賛されるのではなく、みんなが協力して勝利のために、大きな目標に向かってそれぞれの役割を果たしたという気持ちが強いように思います、つまり、「一人は、みんなのために」ですが、「みんなは一つの大きな目標のために」という精神が息づいています。「自分はチームのために、責任をもって精いっぱい自分の役割を果たす」という思いと「チームが自分を必要としている。一人でも欠けたら駄目だ。自分は、みんながいるからこそ、チームの一員として頑張れる」という気持ちを大切にした言葉でもあります。
また、ラグビー日本代表の活躍で、「ワンチーム」という言葉も話題になり、流行語にも選ばれました。一人一人が、様々な場面で、「クラス」や「学年」「学校」で、かけがえのない仲間たちとの学校生活を充実させてほしいと思っています。
 4月からは、新入生を迎えます。田端中生としての誇りと自覚をよろしくお願いいたします。
| 11:40 | 学校からのお知らせ |
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